amazarashi/0.6 [ロックん日記]
ボクにとって「ROCK」とは、数ある音楽の中でも、1番に自分の心の闇に光を見いだせる手段であり方法であり、それしかボクにはない最後の希望なのである。
「絶望を踏まえた希望の唄」
それがボクの理想とするROCKの姿。というかそういう手段を用いて鳴らされる音と言葉を持つ唄を歌われたらもうぞっこんになってしまう。
このバンド「amazarashi」もそんな希有なバンドの一つだ。
昔はラウドな音とそこに速射砲のようにのせられるメッセージを鋭いナイフのような言葉で奏でるバンドこそが「ROCK」してるなぁなんて思ってたけど、最近のバンドの主流は美しいメロディと美しい爆弾級の鋭さを携えた言葉で奏でる心にスッと滑り込むような歌っていうのが定番みたいで、この方が、かなり過激でかなり「ROCK」なんだなぁと思うようになってきた。
このバンドもその手段を用いている。
あの「ランタンパレード」を彷彿させるような言葉の鋭さ。そして美メロ。かなりポップだと思う。
冷めたような冷静な視点から世界を切り取り、憂い、しかし希望に向かおうと足掻く。
そんな彼らの歌。
ボクは好きです。
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